星窪きらりについて

施設長挨拶

 これまで私はさまざまな「福祉」の現場で働いてきました。星窪きらりの施設長に就任するにあたって、改めて「福祉とは何か」ということに立ち返りたいと思います。福祉とは、困っている人を支援することだと思われがちですが、本当はもっと深く広い意味を持っています。

 「福」の漢字は、祭壇(示)が満ち足りた(富)ようすを表します。
 福祉は、利用者とご家族に満足をもたらすものでなければなりません。日本ですべての障害者に学校教育の機会が認められたのは1979年でした。障害者の尊厳を丁寧に追求すれば、まだまだやるべきことはたくさんあります。星窪きらりの職員には、障害者が持つ無限の可能性に気づき、形にしていくことを使命としてほしいと思います。そのためには、まずは職員自身が互いを掘り下げ、「自分たちには思いがけない能力が眠っているのだ」という自信を持つことが必要です。

 「祉」の漢字は、祭壇(示)に神様が留まっておられる(止)ようすを表します。
 神様さえも留まっていたいと思うような安らかな状態ですから、海の向こうからも大勢の人が訪れるようになるに違いありません。福祉は、職員と利用者の間に限られたものではなくて、地域に貢献し、地域を活気づけ、外から人を呼び込むような、そんな力を秘めているのではないでしょうか。障害がある人もそうでない人も、職員もお客様も、みんなが笑顔で過ごし、安らいでいられる場所。それが星窪きらりの理想の姿です。

 奄美群島では、「障害をもって生まれた子どもは幸せをもたらす」というようなことが、昔から言い伝えられてきたようです。実は、私はその通りではないかと思っています。健常者が障害者に対して払う敬意や配慮は、本来すべての人に対して向けなければならないものです。健常者が障害者と向き合うとき、私たちはすべての人が「共生」する社会の入り口に立っています。

 私は、言い伝えを現実のものにして、奄美群島を福祉の島にすることは可能だと思います。時間はかかるかもしれませんが、職員で一丸となって、地域の皆様のお力をお借りしながら、前進して参ります。

星窪きらり施設長 大坂 太一

施設概要

名称
星窪きらり
施設種別
障害者支援施設
設立
2016年(平成28年)
運営主体
社会福祉法人 クリスト・ロア会
施設長
大坂 太一
事業
生活介護
施設入所支援
就労継続支援B型
短期入所
定員
45名(生活介護)
10名(就労継続支援B型)
31名(施設入所支援)
3名(短期入所)
所在地
〒894‐0411 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1490-1 [アクセス]
連絡先
TEL: 0997-62-5065
FAX: 0997-62-5065
Email: hoshikubochrist-roi.info
併設
福祉型障害児入所施設 希望の星学園
職員現員

()内は臨職・平成29年度末現在

職員定数
施設長11
副施設長1
管理者11
サービス管理責任者22
生活支援員13 (19)11
看護師11
理学療法士0
作業療法士0
医師(協力医1)
栄養士1
調理員等2 (2)
管理者11
サービス管理責任者
生活支援員
職業指導員11
事務員2
計 45 人

沿革・歴史

1946年8月
カトリック・クリスト・ロア宣教修道女会が、戦災孤児を救済するため、埼玉県下に聖ヨゼフホームを設立。 後に児童福祉法に基づく養護施設となり、東京都保谷市に移転
1952年10月
聖ヨゼフホームが社会福祉法人に組織変更、社会福祉法人 クリスト・ロア会 となる
1964年  
奄美大島名瀬市にあるコンベンツアル聖フランシスコ修道会のゼローム神父に、障害児の親御さんから相談があり、障害児施設の設置を決議
1966年  
クリスト・ロア会に施設経営が委託され、障害児施設 希望の星学園 設立
2016年1月
希望の星学園敷地内に障害者支援施設 星窪きらり 開設
2016年5月
希望の星学園 創立50周年記念式典開催