星窪きらりでの仕事
星窪きらりでの仕事を紹介!!
Q. 利用者の皆さまとの関係って、どんな感じですか?
生活支援員
星窪きらりの利用者は、きらりができる以前から希望の星学園で生活しておられた方が多く、利用者同士の人間関係もそれなりにできています。リビングルームでも、それぞれの座る定位置がなんとなく決まっていたりとか。私たち職員は、そうした利用者さんたちの日常に寄り添って、健康と安全に気を配る立場ですね。
Q. 星窪きらりで働いていて、どんなとき歓びを感じますか?
事務職員
利用者さんの成長を見られるのが一番の喜びです。これは児童部(希望の星学園)での話になりますが、お子さんが「あー、うー」という形ではあっても、自分の気持ちが表現できるようになったとき、職員たちはすごく嬉しそうに、その成長ぶりを話してくれます。
力を合わせる、知恵を出し合う――さまざまな会議
きらり会議
月に2回、成人部(星窪きらり)職員だけが集まっての会議です。この会議ではグループ協議を重点として、部署間での情報共有や身近な問題解決に向けて話し合いがなされます。
ケース会議
個別ケースの会議を行っています。対象利用者によって、その方に携わっている職員が集まり、より良い生活が送れるように一人一人に対して、職員みんなで知恵を絞りながら支援しています。
その他にも…
Q. 仕事をしていて難しいこと、大変なことは?
看護師
非言語的なコミュニケーション、ですね。利用者さんが何を望んでいるのか、言葉に頼らないかたちでわかってあげられるように、とは常に考えているんですけど。
事務職員
必要以上に世話をしすぎていないか、ですね。障害の種類や程度に応じて、自分でやればできること、身に着けていけることもあるわけですが、私たち職員がついつい世話をしすぎて、利用者さんの能力が落ちてしまったり、役割を奪ったりしてしまうこともあるだろうと、懸念は持っています。
よく学び、よく実践する!――職員養成の取り組み
新人職員研修
施設独自の研修カリキュラムを準備し、新人職員に対して、理念から始まり、職員倫理や心構え、福祉の基礎となるものをベテラン職員からレクチャーしてもらいます。
介護講習会
写真の研修では、「正しい紙おむつの当て方」と題して高齢者施設に勤めていた職員に講習してもらいました。ひとり一人に合わせた当て方があり、とても勉強になりました。
職員もきらりと輝く職場に!
いいねカード
職員同士で、お互いの「いいね」と思うところをカードに書き出して共有します。第三者の目で見てもらうことで、本人は新たな自分発見ができますし、他の職員が読んでもこんな一面もあるんだと気づかせてくれ、会話のきっかけになります。良いことばかり書いてあるので、ひとり一人の自信につなげてほしいと思っています。
Q. 星窪きらりで働き始めたきっかけは?
サービス管理責任者
奄美大島の出身ですが、最初は保育園に勤めようと思って、名古屋の短大で保育の勉強をしていました。この時、保育園以外でも実習をする必要があって、奄美の希望の星学園に受け入れてもらったんです。実習がよかったので、保育園から障害児福祉に志望が移り、希望の星学園に採用してもらえることになりました。実習の時にどこで受け入れてもらうかって、大事だと思います。
実習生受け入れ
星窪きらりと希望の星学園では、社会福祉士を目指す学生を受け入れることができます。施設に社会福祉士資格を持った実習指導者講習修了者を配置し、1ヶ月間の指導と体験カリキュラムを準備して、島の福祉を担っていく若者をサポートしています。鹿児島国際大学などから学生を受け入れてきました。
Q. 星窪きらりでの仕事に興味がある方へ向けて、何かメッセージを。
事務職員
人と関わる仕事ですし、なおかつ障害を持った方に向けた仕事なので、誰でも最初は不安があると思うんです。でも「相手が障害を持っているから難しい」ということはなくて、信頼を積み重ねて人間関係を作っていくところは障害があってもなくても同じです。一人で頑張る仕事じゃなくて、利用者さんとお互いに作っていく仕事なんです。
サービス管理責任者
イメージしにくい仕事かもしれませんが、例えば学園・きらりに遊びに来るとか、ボランティアをちょっとやるとか、そうやって始めていただければいいのかなと思います。利用者さんたちに何かしてあげるというより、利用者さんたちと一緒にいて、生活を見守っていく仕事ですので、そういうことに興味がある人ならどなたでも大歓迎です。フルタイムでもパートでもOKです。資格がなくても、うちで働きながら資格をどんどんとっていけばいいと思います。